こんにちは豆おばです。
アレルギー、リウマチ、てんかん発作と 3つの病気を持った話まで終わりました。
今回は 最後の大きな病気と戦う話です。
その戦いが終わって 虹の橋を渡る事になった わけです。
しっかりと読んでいただければ嬉しいし、アズキの供養にもなりますので
どうか もうしばらく お付き合いくださいませ。
膝の関節炎と 癲癇を抱えて数年目
なんだか すっかり弱ったじーさん になってしまったアズキでしたが
食欲だけは 若いもんには負けんぞ! と行った感じでモリモリでした。
でも、ここ最近 なんだかおかしな気がするのです。
食べ過ぎて太っているのではない。。。これは。。。絶対に腹水だ。
かかりつけ医に検査してもらった結果、お腹の中に 腫瘍 ができていました。
腹水は軽い状態だったので、利尿剤を使用しておチッコで腹水を出す事に。。。
薬が増えたので、関節炎のサプリ はここで終わり。
その後 詳しい検査が行われました。
腹水が貯まる事で おそらく癌であろうと考えていましたが
やはり 脾臓に大きな腫瘍 ができていました。
良性とは思えないね。。。手術もねー。。。
好きな事を好きなだけさせてあげればいいなんじゃないかな? という先生の言葉から
アズキの犬生の終わりが近づいていることを悟りました。
腹部にある腫瘍はかなり大きく、
太い血管を巻き込んでおり、
いつ血管が破裂してもおかしくない状態でした。
日に日に
アズキの歯茎も舌も
うすーーーーーいピンクになり、
一日中寝ている感じ。。。
おそらく、貧血が進んで酷くなり、
だるいんだろうなーと思っていました。
QOL(生活の質)は悪く、辛く悲しい寝たきりじーさんでした。
このまま 逝くんだろうな。。。
と豆おばは思っていたのですが。。。
ある日、かかりつけ医から電話が。
かかりつけ医は
アズキのガンが広がって今はおそらく全身ガン状態になっているであろうとの事。
一番厄介な脾臓の出血も酷くなってきていて、
血管か脾臓の破裂は時間の問題。。。破裂したら数分で死亡するだろう。。。
今ならまだ体力があるから 延命処置の手術 をしてみないか?
という話だった。
聞けば、ガンの手術を専門で行っている先生が執刀してくれるらしい。
豆おばは 即答できなかったが、
豆おじが
短くても良いから QOL(生活の質)をあげてあげたい! 手術させる!
って決めちゃった。
手術前の血液検査とCTの結果から
麻酔医と執刀医と私たちで術前のお話し会が行われた。
先生の話では、血液検査とアズキの体力から言って、麻酔も手術も問題ない。
いつ血管が爆発するかを考えてじっとしているより、
数ヶ月だけでも元気に過ごせるかもしれない。。。って。
だから、受けましたよ手術。
まだ暑い9月初めに受けました。
ガンは取り切れないにしろ(全身ガンだらけだからね)
脾臓の大きなものさえ取れれば、少しは楽になれると信じて 頑張ってもらいました。
17歳で切腹です。
朝イチで 病院にアズキを降ろして、祈るような時間を何時間も過ごして
夕方に連絡をもらいました。
無事に手術も終わって、覚醒してますよ。
腫瘍はめっちゃ大きくなっていて、他の臓器を押していたから、一日中苦しかったはずです。。。
今日からそれは無いですから、少し楽になれるはずですよーと説明を受けた。
怖いけど、聞かなきゃならない事を聞いた。
お腹開けて、どんな感じでしたか?
どれぐらい 生きられそうですか?
先生は はっきり言った。
よくて。。。3ヶ月。。。かな。。。
アズキは数時間の手術に耐えて無事に帰ってきました。
入院数日よ。すぐ退院。
それから 豆おじの献身的な介護が始まって、
朝、昼、晩、夜、深夜、と何度でも外に連れて行ってた。

アズキ号2
外に行くと
アズキの顔も明るくなって 楽しそうだからねー。
腹部の傷跡は 立っておチッコできないために
おチッコで濡れちゃうから、
暖かいタオルで拭いて、毎回傷口を綺麗にした。
ご飯も食べるようになって、
アズキ1号 と 2号 に乗せて 豆おじは楽しそうだったよー。
突然死の可能性は 0 になったけど、
あとはどれぐらい生きていられるのか。。。
とにかく、苦しくないように、楽しく毎日を と望んで過ごして
3ヶ月かなー?
17歳の誕生日を過ごして、12月に入って。。。
クリスマスはアズキに何あげようかねーなんて話してた頃
アズキは 満足して 虹の橋を渡った。
12月19日 17歳と1ヶ月の 素晴らしく強い生き方をした アズキは 虹組になった。
その後は 豆おじが精神的に病んじゃったり、大変だったけど、
縁あって 二代目ダイズを迎え入れて 振り回されて あっという間に時間が流れた。
やっと最近 アズキの骨缶を見ても泣かなくなった。
でも、虹を見ると泣いちゃうんだけどねー(ハワイは毎日虹が出ます!)
犬の死は 何度も見てきたし、
愛犬の死も、愛猫の死も 看取ってきたし、仕事でも辛い死を味わってきた。
ペットロスを乗り越えるのは簡単じゃない。。。
思い出に変わると言うことは 忘れることじゃなく、心の中でずーーーっと生き続けてくれる事。
虹の国で アズキは私が行くまで待っている。
いやー。。。向こうに行ったら 寝る暇がないくらい
いっぱい遊ばないといけないねー!
それまでは、
下界のこの世界で 生きてることを堪能して、
その日が来たら、
向こうで たーーーーっぷり遊ぶぞー!
とりあえず、ダイズと今は 遊んでおくか。。。
コメント