こんにちワン! 豆おばです。
コーギーって聞くと、プリップリなお尻を思い浮かべる人が多いと思います。
コーギーのチャームポイントですよね?
コギ尻のグッズもたくさん売られていますね。。。
コーギーは正確には2種類います。
1 ウエルシュ・コーギー・ペンブローク
2 ウエルッシュ・コーギー・カーディガン
原産国のイギリスでは カーディガンの人気が高いと聞きます。
でもでも、エリザベス女王が飼っているのはペンブロークの方ですよねー。
日本で多く見かけるのも ペンブロークの方です。
カーディガンもペンブロークも
毛色、体型、性格に多少違いは勿論ありますが、とてもよく似ています。
カーディガンには 尻尾があって、
ペンブロークには 尻尾がないのよね? と言う方が多いですが、
確かに、ペンブロークには生まれながらに尻尾がない犬もたくさんいますが、
後天的なものがほとんどです。
つまり、 生まれた時にあった尻尾は断尾(ダンビ)してしまう 事が多いと言う事です。
ドーベルマン、ミニチュアピンシェルなども同じですよー。
コーギーの尻尾が切られるのには 下記の理由があったからと言われています。
牧羊犬として働くため
昔、コーギーは牛をまとめる牧羊犬として飼育されていました。
その仕事の性質上、長い尻尾を牛に踏まれたり、潰されたりしないように、
仕事中に邪魔になる尻尾を断尾されたと考えられています。
税金対策のため
イギリスの昔々には
尻尾があるワンコに対して 税金をかけると言う時期がありました。
そのため、多くのワンコが断尾の対象となったと言われています。
なぜ カーディガンは断尾されなかったのか?という疑問も出てきますが、
1796年に制度が廃止されても、コーギーには断尾の慣習が残ったと言われています。
狂犬病予防のため
あり得ないことですが、
昔のヨーロッパでは
「ワンコを断尾すると狂犬病を予防でき、背中の筋肉が強くなり怪我の防止に役立つ」と
信じられていたそうです。
そんなバカな。。。な話ですよねー。
いずれにしても、
今現在の日本では 断尾は任意 となっています。
しかし、 ペンブローク・コーギーは 【尻尾がないのが スタンダード】 なのです。
したがって、ペットショップなどでは スタンダードのワンコを販売するのが主なので
尻尾のないコーギーが多く販売されるのです。
断尾をするべきかどうかを考えるためにも、
いつ どうやって断尾が行われるのかを お話ししますね。
断尾の時期
一般的には 生後2~5日位の子犬に獣医師が行います。
麻酔はしません!
麻酔を使用しない理由としては、
生後間もない子犬は痛みに鈍い! と言う考えを前提にしているからです。
上記日数を超えている場合は、生後8週辺りで 全身麻酔によって行います。
断尾の方法
獣医師が行うのは 「切断法」 です。
メスやハサミを使って外科的に尻尾を切り落とす方法です。
切った後は 出血を止めるために 電気メスで焼く事が普通です。
その後、先端を糸で縫います。1~2針です。
コミニケーション問題
ワンコ同士は尻尾の動きが重要なコミニケーションツールだそうです。
そのために、他のワンコがコーギーと会うと、
「コイツ。。。なにを考えてるかわかんねーな。。。」なんて事になるようで、
お互いに上手くコミニケーションが取れず、
臆病になったりわがままになったりケンカの元になる可能性が大きいそうですよ。
バランス問題
ワンコは泳いだり、走る時に 尻尾を使ってバランスをとります。
したがって、尻尾がない事で 運動神経や平衡感覚に影響が出ると言われています。
尻尾がなくても素晴らしい運動神経なのに。。。
尻尾があったらもっと凄いの? と ちょっとだけ 怖さを感じるのは私だけでしょうか?
ペンブロークの尻尾のないプリッとしたお尻は 魅力的で 可愛く
キツネのような長くて太くて立派な尻尾があるのも とても魅力的だと思います。
断尾をしない尻尾付きのコーギーも増えてきましたし💓
より多くの人が 断尾の事実をきちんと知り、尻尾があってもなくても、
どちらのコーギーも 天真爛漫で可愛い事に違いはない!
と言う事で もっともっとたくさん愛していきたいなーと思っています!
ダイズは尻尾がない子ですが。。。
とても 短いので おそらく 尻尾なしで生まれたと思います。
切った後もありませんしね。尾骨を探すのも難しいです。。。
初代の亡きアズキさんは 尻尾が長めに切ってありました。
尾骨3個有りましたから 基準より骨一個分長かったです。
ぴこぴこ動いて可愛かったですよ〜
歳的にも体力的にも、コーギーを新しく迎えることは難しいかもしれませんが、
もし、迎えるのなら 尻尾ありの子 を迎えたいなーと思っておりますよ!
皆さんの 愛するコギちゃんは 尻尾有り? 無し? どちらですか?

ボクに尻尾はないのだ!
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